久喜古文書研究会平成29年度の出立のため、4月3日(月)、総会がもたれました。以下、会則改正等についてお知らせ致します。
また、4月6日(木)、花と旧跡を訪ねて大平山ハイキングを実施しましたので、その様子をお伝えします。
新規会員募集!
関心をお持ちの方ならどなたでも参加できます!
お問合わせは、会長の島田(0480-52-0621)、
幹事の舘山(090-8808-2830)(makototateyamaz@gmail.com)まで
ご連絡下さい。
総会
(1)会則
会則第7条の1号・2号が変更され、年会費が、2000円から1000円に引き下げられました。
「久喜古文書研究会会則」 2017/04/3
(名称)
第1条 本会は、「久喜古文書研究会」と称する。
(事務所の所在地)
第2条 本会の事務所は、本会会長宅に置く。
〒349-1101 埼玉県久喜市栗橋北2-17-18
(目的)
第3条 本会は、久喜市指定文化財の古文書等を学習・研究し、会員の解読能力を向上させ歴史への関心を深めるとともに、地域文化の未来のために寄与することを目的とする。
(事業)
第4条 本会は、前条の目的を達成するため以下の事業を行う。
1.古文書学習会
2.史資料の読解・翻刻・注釈・解説等の冊子化、また刊行
3.久喜市域の歴史、特に栗橋宿・栗橋関所等の学習・研究
4.学習・研究成果の発表・web化(ブログ・ホームページ等)
5.古文書解読講座の開催
6.他団体との交流
7.その他
(会員)
第5条 本会の目的に賛同する者は、誰でも会員となることが出来る。
(入会)
第6条 本会に入会しようとする者は、入会申込書(別紙)により、申し込むものとする。
(会費)
第7条
1.会員は、年会費1000円を納入する。
2.年度途中に入会の者も、1000円の会費を納入する。但、入会時期により実費徴収の場合もある。
3.納入された会費は、返金しない。
(退会)
第8条
1.会員は、退会届(別紙)により退会出来る。
2.会員は、新たな年度に入っても出席がなく、また会費も納入されない場合は、退会したものとみなす。
(休会)
第9条
1.会員は、休会届(別紙)により休会することが出来る。
2.休会は、1年単位とする。その際、会費は納入しなくてもよい。
(組織)
第10条
1.本会は、以下の役員をおく。
(1)会長 1名
(2)幹事 若干名
(3)会計 1名
(4)監査 2名
2.上記の役員は、総会で互選により選出する。
(係の仕事)
第11条
1.会長は、本会を代表する。
2.幹事は、代表を補佐し、各係の連絡調整を図るとともに、本会の実務全般にかかわる。また、本会会員相互の連絡・意見交換の広場をweb上に作成・管理する。また、研究会会場の予約を担当する。
3.会計は、本会の会費・基金・広告等、会計事務全般にかかわる。
4.監査は、本会会計監査を行い、総会で報告する。
(係担当の任期)
第12条 役員の任期は、1年とする。但し、再任を妨げない。
(顧問)
第13条 本会は、学術的、また運営上の助言を得る目的で顧問を置くことができる。
(総会)
第14条
1.
本会は年1回総会をもつ。
2.
総会は、会長が招集し、会長が議長を務める。
3.
総会の議事は、出席会員の過半数で決定し、可否同数の場合は議長がこれを決定する。
4.
必要に応じて、臨時に総会をもつことができる。
5.
幹事は、議事録を作成する。
(会計)
第15条
1.
本会の会計年度は、毎年4月1日より翌年3月31日迄とする。
2.
本会の経費は、会費及びその他の収入をもって充てる。
(文書取扱上の注意)
第16条
1.
研究会において使用する文書の借用は、その所蔵者から承諾を得る必要がある。
2.
会員以外の者への文書・複写等の貸与又は閲覧は、その所蔵者の承諾を得る必要がある。
附則
この会則は、平成28年4月1日より施行する。
平成29年4月3日改正
(2)会員及び役員
梅田博・江藤圭子・桐生清(幹事)・小島裕・小林春樹・柴田喜美子(監査)・島田昌弘(会長)・杉田雅代(監査)・関根久夫(会計)・高塚伊和夫(幹事)・舘山誠(幹事)・谷美恵子・土屋献一郞・坂内盛夫・藤居博子
高塚伊和夫(たかつかいわお)さん。「浮浪之徒」(いわゆる天狗党)が真岡陣屋方面に「散乱」した状況を、地図と写真で説明しています。彼は足で現場を訪れますし、物や技術の長年の体験を基にした説明は、我々会員をうならせます。 |
(3)今年度のテーマ
①島田家文書「御用留書」から見た天狗党・水戸藩・幕府・諸藩の動向
「島田家文書御用留一番、元治元年六月十五日条」 (平成29年4月3日 会員の谷美恵子さん担当部分) |
③江戸後期、久喜市「町在」の一様相
天保七年久喜町打ちこわしの関連文書(相沢家文書・埼玉県立文書館蔵)を
読んでいきます。
(端裏書)天保七年は全国的飢饉の年。 |
「乍恐以書付奉愁訴候」(相沢家664 久喜町打ちこわし入牢者嘆願・天保7年) (埼玉県立文書館蔵・部分) |
(4)今後の予定
5月1日(月) 於栗橋公民館A102号室 15:00~17:00
6月5日(月) 於栗橋公民館A102号室 15:00~17:00
7月3日(月) 於栗橋公民館A102号室 15:00~17:00
8月7日(月) 抽選中
ハイキング
花の中、団子と歴史(天狗党旧跡)を訪ねます!(新版)
久喜古文書研究会
日時:4月6日(木) 小雨決行
※実施判断は、6:30に会長・幹事が致します。
場所:大平山周辺
費用:交通費・拝観料・食事等、自己負担です。
行程
※東武日光線栗橋駅発車時刻(8:28、8:52)
①〔栃木駅南口ふれあいバス乗場集合〕9:25
栃木駅南口9:46(10 岩舟線(東回り循環))200円
↓ 約15分
②おおひら歴史民俗資料館前10:00~11:30
歴史民俗資料館100円 舟形木棺・天狗党関連資料・浮世絵・
蓄音機etc
郷土資料館(白石家戸長屋敷)100円 大庄屋、戸長屋敷
※館長の浅輪千明氏に解説して戴きます。
↓ 約1.6km(20分)
③大中寺 ~12:30
↓ 約0.8km(40分)※ここが少しきつい。ゆっくりゆっくり!
④ぐみの木峠 13:10
↓ 約1.1km(30分)
⑥大平山神社 13:40
↓ 約0.6km(15分)
⑦謙信平展望台(昼食・休憩) 14:00~15:00
※混雑が予想されます。各自御注文。謙信の目線で関東平野を眺めながら、
そば・卵焼・団子などいただきます。
↓ アジサイ坂約1km(30分)標柱に天狗党痕跡の記載あるそうです!
⑧国学院栃木関東自動車バス停留所 15:45、16:21 230円
↓
⑨栃木駅北口解散16:00
※東武日光線上り栃木駅発車時刻(16:10、16:29)
※全行程約5kmを途中休憩しながら、ゆっくり歩きます。
※皆様、ハイキング用の靴、飲物、飴、雨具など御用意下さい。
※保険は掛けておりません。皆様、自己責任で御願いします。
お問い合わせは
幹事 舘山誠 090-8808-2830
赤ラインがハイキングコース、大中寺からぐみの木峠が結構長い急坂でしたが、 皆さん強い意志をもって踏破されました。 |
絶好のハイキング日和。久喜古文書研究会から11名、千葉県立関宿城博物館古文書研究会から2名、幹事舘山の友人2名、総勢15名の参加。皆さん、崩し文字解読と健脚を誇る方々です。
おおひら歴史民俗資料館
ふれあいバスで15分で到着、おおひら歴史民俗資料館・郷土資料館(白石家戸長屋敷) 館長の浅輪千明氏に1時間余案内・解説して戴きました。 |
これは感動ものです!約1500年前の円墳から出土した巨大舟形木棺。身長約160cmの男性の骨のようなものが遺っていたということです。素材は樹齢約400年のヒノキ。丁寧に刳りぬいていった当時の技術者の「手作業」を現代の我々も共感・臨場の思です。丸木舟や木樋の技術が生かされているようです。ただ、この古墳からは鏡が出土していないそうです。(撮影は許可されています) |
ゲベーレ銃、雷管・雷管入・胴乱・銃弾箱・銃弾・ヤットコ・火薬入れをご確認下さい。第16回で触れました雷(粉)管と同じものなのでしょうか?この雷管は、真鍮製の様に見えますが、すると1個1g以上でしょうか? |
郷牢。長屋門には牢屋があります。何らかの犯罪を犯した者、あるいは容疑者を入牢させます。吟味のため町牢へ引き上げる前に一時的に入牢させる場合と、刑として一定期間村預にする場合があります。いずれにしても、村のメンバーが総員分担して牢番や牢賄いをしなければなりません。農繁期には大困りになるわけですし、経費もすべて村負担となります。 |
斗升と斗掻 |
五月飾 |
館長さん(右側のブルーの方)の熱心な説明を戴き、お別れです。 ありがとうございました。 |
一帯はブドウ団地 |
おおひら歴史民俗資料館・郷土資料館とはお別れ、大中寺へ向かいます。 |
用水溜池 |
大中寺山門。この辺一帯はいわゆる「天狗党」が集屯・宿泊した所です。 |
大中寺に到着。艶のある鶯の鳴声。 |
目を凝らすと、すでにおにぎりを口にしているグループが…この後、厳しい急坂が待っていようとは |
厳しかった峠を踏破して、大平山神社へ。 |
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